2011年2月3日木曜日

iPhone アプリ AdHoc用 ビルド方法



AdHoc(100台までテスト用として、作成中のアプリをitunesからインストールできる仕組み)用にビルドする際の手順


1. IDCで、AdHoc用のprovisioningを作成する

- インストールしたいiPhoneのDevice コードをitunesもしくは、Xcodeにて確認し、デバイス登録をする


- 左メニューのProvisioningタブで、Distributionを選択し、AdHocにチェックを入れて任意のAppIDと、先ほど登録したDevice コードにチェックをしてProvisioningを作成する。


- 数秒経つと、ダウンロードできるようになるので、ダウンロードして、ダブルクリックすると、Xcodeに読み込まれる。


2. 配布するアプリの~Info.Plistの確認

- AdHoc用ではなくても、確認が必要だけど、上記で作成したProvisioningで使用したAppIDが、AppID登録した際のドメイン(*.xxx.co.jpなど)と、アプリのプロジェクト〜Info.Plistに含まれる「Bundle identifier」が一致しているかどうか確認すr

- これがずれていると、ビルドできない


3. AdHoc用ビルドターゲット設定

- Xcodeでプロジェクトを開き、アップルメニュー「プロジェクト」から「プロジェクト設定を編集」を選択。「構成」タブから”Release”を選択して、下の「複製」ボタンよりコピー。Releaseコピーができるので、それを任意の名前でもいいけど、「AdHock」とかにする

4. プロジェクトにEntitlementsの追加
- プロジェクトのグループとファイルでどこでもいいけど、右クリックして、「追加」、「新規ファイル」を選択

- iPhone OSグループから「Code Siging」を選択して、「emtitlements」を選択

- ファイル名は任意の名前で

5. AdHock用ビルドターゲット設定

- 「プロジェクト」から「プロジェクト設定を編集」の「ビルドタブ」で、”Code Signing Entitlements”(コード署名権限)に上記で任意の名前で作成したファイルを指定する

- 左上の「構成」を先ほど作成した「AdHock」に設定


6. いざビルド

- 通常はエラーは出ないと思うけど、なぜかシンボルのリンクエラーが出た。

ビルド時にFrameworkの読み先がおかしいから、各Frameworkを認識できませんとのこと。これバグ??

なのでとりあえず、無理矢理、ターミナルから「プロジェクト名.xcodeproj/project.pbxproj」ファイルをvimで開き、frameworkの参照先がシュミレーターになっているようなところを、全部実記の方から読むように変更修正。

これでなんとかビルド完了。


7. iTunesへ転送

- Xcodeの「グループとファイル」から”Product”をクリックするとビルドされたファイルが表示されるので(もしくはFinderからプロジェクト直下のBuild/からでもいい)そのファイルを右クリックからFinderで開き、iTunesへドラッグする。するとAppの一覧に登録されるので、登録されたアプリのアイコンで右クリックし、Finderで表示すると、「〜.ipa」ファイルが表示されるので、これを一番最初にデバイスコードを登録した人に渡してあげるとiTunesからテストアプリがインストールできる。


意外とドキュメントが少なくてめんどくさかったけど、なんとかできた。



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